こんにちは。
暖房の温風でダメになりそうなシクラメンが劇的復活を果たし、嬉しくて仕方ない私です。

前回は、はらぺこあおむしノートに記された幼稚園の先生とのやりとりについて書きました。
今回は子どもの「表現力」を養う重要性について、自らの経験をもとに持論を述べたいと思います。
なぜ表現力(またはアピール力)が重要か。
アピールという言葉を使うと、自我が強いイメージになってしまうけど、この表現力はのちの人生にも大きな助けになると思うんです。
今の時代、対面での表現が少なくなっていますが、 仕事やプライベートの大事な局面では必ず対面で表現することが求められてきます。
今は大人でも、そういう意思疎通が苦手な人は多いんじゃないかな。
海外の超一流大学では、
授業でよく発言する学生は成績が良い傾向にあるし、
日本の就活でも、
面接やグループワークなどで、積極的に発言したり自己表現が上手な学生ほど評価・採用されやすいと言われています(今まさに我が子が奮闘中)。
大切な人との関係を良好に保つためにも、
自分の思いを伝えるのってすごく大事ですもんね。
そういう能力って、子どもの頃から少しずつ養われていくもの。
だからこそ「表現力」は重要なのだと思うのです。
皆さんご存知のとおり、
日本の教育現場では、先生と保護者との距離感がわりと近く、
いつでも相談できるような雰囲気があります。
ちょっと気になることも、ノート(今はメールやLINE)でやりとりすることができますよね。
また先生方も(個人差はあれど)、子どもたちを万遍なく見守ってくれていることが多いように思います。
そういう日本の環境では、
子ども自身が「意識して自己の感情を表現する」という差し迫った場面は、比較的少ないと言えます。
では海外の教育現場では?
海外の学校や先生との関係性ってどうなの?
ということについて、私の(ひと昔もふた昔も前の)幼稚園時代の体験をお話しします。
私自身は、親の転勤により5〜10歳の間、海外で生活しました。
当時は海外駐在者は今ほど多くなく、私が編入した現地の幼稚園に日本人は1人もいませんでした。
幼稚園も先生も、外国人を全面的に受け入れる態勢にはなっていません。
父親が簡単な日常会話ができる程度で、母親は全く英語ができない。
もちろん私も。
親に教えてもらった、
ハロー
サンキュー
バーイ
が言えて、親に褒められてイェーイと浮かれているレベル😇
今思えば、母はどうやって園と連絡を取り合って私を通わせていたんだろう?と軽い寒気がします。笑
うっすら残っている記憶では、母は辞書で調べた単語をメモに書いて、降園時に先生をつかまえて身振り手振りでコミュニケーションを取っていたようです。
他の現地のママたちとも意思の疎通ができていたのか、いなかったのかは、今でも謎のまま。
AIがある今じゃ、 このアナログ感、考えられないですよね😦
そして当の私はいきなり外国人のクラスに放り込まれ、英単語が書かれた塗り絵のプリント(ゾウ🐘とアリ🐜など)を渡されて、その単語を聞いたり書いたりして覚える。
そういうことをちょっとずつやり、あとはクラスが流れるままに私も流される🌊
ある日、
初めてトイレに行きたくなった時のこと。
モジモジしながら先生に「トイレ〜」とか何とか言って、訴えた。
でも先生は慌てる様子もなく、黒板に
”May I go to the toilet?”
と書いて私に読んで聞かせ、私が復唱できたらようやくトイレに行かせてくれました。
この時5歳の脳みそでとっさに思ったのは、
「相手に許可を得るための、ちゃんとした(カッコいい)言葉なんだな」ということでした。
(ちなみに「トイレ」はイギリス英語はtoilet、アメリカ英語ではbathroomやrestroomが一般的だそう)
話は戻り。
たった1人の日本人である私に対して、 読み書きや生活の場面では、他の子達よりも手厚いケアはしてくれていました。
しかし外国人だからと特別扱いせず、わりと自然にクラスに溶け込めるようにしてくれていたように思います。というか、勝手に溶け込んでね、という感じ。
こちらに何か困りごとがあったら「自分からアピール」しないと気づいてもらえない。
よく言いますよね、
「海外では黙っていたら、それはOKと捉えられてしまう」と。
まさにそれです。
その文化はウン十年前も今も、変わらない。
日本にいるときのように受け身ではやっていけない。
「異世界の波」に飲み込まれないように、 ちゃんと自分の思いが伝わるように、 幼いながらも闘っていたように思います。
ネガティブな感情の時ほど、それを伝える重要性は高い。
困っています
怒っています
悲しいです
助けてほしいです
気づいてほしいです
そのお国の言語が分からなくてもいい、
相手の袖を引っ張って、まずは気づいてもらう。
自分の思いを相手に伝える。
ではお家で何をすればいいか?
子どもが幼稚園や学校から帰ってきたら、
「今日はどんなことがあった?」と聞いてあげて、
子どもの答えを促すのもいいですね。
そこから会話がどんどん生まれて子どもの表現力が伸びていく。
YesやNoで答えられるような質問は、それで会話が終わってしまうので、子どもが答えを考えるような投げかけが良いと言われていますよね。
日々のちょっとした時間にできること。
大人は、
子どもが自分の道を切り開くのを、
時に見守り、
時に助け舟を出してあげたい。
自らが幼かった頃に海外で生活した経験からも、そう思うのです。
今日もお付き合いくださりありがとうございました!
Have a nice rest of you day♡


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