ミラーニューロン(ものまね細胞)の働き〜笑顔は伝染する

toddler facing mirror while smiling Uncategorized

ご訪問ありがとうございます♪
今日は笑顔の底知れぬパワーについてお話しします。
花粉が多くなってきてダルいですけどね。

映画「キセキ」を観て


先日Amazonプライム『キセキ』を観て、
ラストシーンで見事にやられてしまいました。

GRe4N BOYZのファンではないのですが、
主人公の、明治男並みに厳格なお父さんと
優しさの権化のようなお母さんの
それぞれ形は違えど温かい愛情が
私の胸にじゅわーと沁みわたりました。

年をとると涙腺が緩むのって
より多くの登場人物に感情移入するからかもしれない。

かつて若かった自分
子どもを持った自分
老いを感じる自分

そのどれにも共感できる自分がいるから心に刺さるんだ、
と、この作品を見て思ったのです。

お母さん役は私の好きな麻生祐未さん
彼女自身、時代とともに演じる役が変わっていき、
そんな彼女の人生を見届けているような感覚にもなりました。

夢を追う若者の作品ですが
どの年齢層でも楽しめます。

キセキ -あの日のソビト-
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ミラーニューロンのお話

さて
前回は「優しさ」についてお話ししました。

優しさがあれば人は癒やされもするし
強くもなれる、というお話。

世の中そんな単純じゃないよ
という意見もあるでしょう。
私だっていつでも優しいお母さんじゃいられない。

しかし、優しさに関連する「笑顔」について
希望が持てる科学的根拠があるのです。

ミラーニューロン

という言葉をご存知でしょうか。

他人の行動を見た時に
まるで「自分がその行動をしているかのように」
脳内で「鏡」のように反応する神経細胞

イタリアの研究チームが発見し
別名「ものまね細胞」とも呼ばれています。

主な例として

あくびの伝染
笑顔に笑顔で返す
スポーツのプレーを見て動きを理解する
映画の登場人物への感情移入

この細胞は
運動学習やコミュニケーション、
社会的行動を理解する上で非常に重要だとされています。

人の赤ちゃんでの目の動きの観察によれば
ミラーニューロンのシステムは生後12ヶ月までに発達し、
言葉のない赤ちゃんが自分以外の人の心を理解することを助けているのだそうです。


ということは
まだ話せない赤ちゃんにも
大人の感情を理解することができるということ。


あぁ、だからか。
大人がソワソワしたり緊張してる時ほど
赤ちゃんってグズったり
なかなか寝てくれなかったりするんだ…

反対に
赤ちゃんに笑顔を見せると笑い返したり
幼児が親の話す言葉をマネするのも
そういう原理からなのですね。

この研究はほんの30年前に確立されたものだとか。

そういう情報を知らずに
幼い我が子に言葉かけをしたり
笑いかけたり
歌ったりしている方、いませんか?

それでいいんです! 😊

赤ちゃんの脳は
ちゃんとそれをキャッチして
グングン成長しているんですね⭐️

言われてみれば私も
息子が生まれてすぐからオムツ替えの度に
「キレイキレイしようね〜」と言って
(敢えて)笑顔で
目を合わせるようにしていました。

おむつ替え=気持ちがいい

と感じてもらうためにしたことですが
生後2カ月の頃には、こちらが笑うと笑い返すことが多くなり
「あーなんか通じてるのかな」と漠然とではありながらも
嬉しかった記憶があります。

その他にも
大人と接するのと同じように
何でも話しかけるようにしていました。

まぁ、だからと言って
全くグズらなかったわけでもないし
後追いもトイレの中まで来たし
夜泣きもひどかったし
成人した今だって、一丁前の大人になったわけでもないですが。

それは長い目で見るとして。

ミラーニューロンの働きで
赤ちゃんや幼児は共感性や学習能力を育んでいる
んですね。

子は親の鏡」 って昔はよく言ったものだけど
あながち嘘じゃない。

笑顔も感情も
伝染する力がある。

欧米と日本の「笑顔」の定義


ところで
日本人は欧米人に比べて
表情の変化が少ないと言われています。

私自身も小学4年生で帰国した時に感じたことは
大人も子どもも笑顔が少ない(真顔である)こと。

学校の先生とか、何を考えているのか分からなくて
慣れるまではかなり緊張した学校生活を送っていました。
(まだ体罰とかある時代だったからというのもあり)

先生がもっと笑顔だったら
自分ももっと自由で明るくいられるのにと思っていました。
(この環境ばかりは自分の力だけではどうしようもない)

中学の部活の先輩も
それはそれは怖かった。
そんな怖い必要ある?っていうくらい。笑

まぁそれが日本の伝統文化なのだろうけど。

調べたところ
欧米は「口元」で笑顔を作り
日本は「目元」で笑顔を作る
んですって。

確かにそうかもしれない。
だから私の中で
日本人は真顔のイメージが強かった。

「笑顔」を再評価してみよう


ハード面が明るい雰囲気だと気持ちも明るくなるように、
人も、笑顔があると周囲の人の気持ちも明るく照らされるはず。

病院とか学校とか、
インテリアが明るい雰囲気だと気分も良くなるし。
サービス提供者が笑顔だと評判も上がりやすい。


辛い時に無理やり笑顔を作るのは自己犠牲になってしまうけれど。

何気ないシーンで笑顔を作るのはそれほど難しくない。


大変な苦労をしてきた人ほど
笑顔が素敵だったりする。
スケートのアリサ・リウ選手とか。


「帰国子女」
という武器があるはずの我が子らが
就活に悪戦苦闘している現在。

Z世代の精神構造は、
就職超氷河期を経験した私には、理解し難い面もある。

でも、私は彼らの気持ちを受け止めながらも
ちょいちょい笑顔でいることを忘れたくないと
日々思っているところなのです。

辛くてしんどい時は
いったんその場から脳ミソごと離れて
美味しいものを食べたり
誰かとくっちゃべったり
お気に入りの動画でも見たりして
一瞬でも笑顔を取り戻したいものです。

おまけ

そういえば
作り笑顔(フェイク・スマイル)も脳が「楽しい」と感じて
ストレス軽減やリラックス効果が得られるんですって。

脳も大切な臓器のひとつ。
脳疲労を軽減させてあげるために、
大人も子どももデジタルデトックスするのも良いかも。


あれ、これを書いている自分、
『キセキ』を観た私の脳、
まさにミラーニューロンが発動したってことか。

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