現地校はサバイバル|笑われた日々を乗り越えた子どもの成長

gray concrete road between green grass field under white clouds during daytime 現地校・英語学習

現地校は、サバイバル

帰国子女というと、

キラキラしていて
海外に行けば自然と英語が
話せるようになる——

そんなイメージを持たれがちだ。
でも実際は、そんなに甘くない。

「現地校はサバイバル。」

これは、わが家の子どもが
当時を振り返って言った言葉です。

突然、
未知の世界に放り出され、
未知の言語で話すことを求められた日。

子どもは何も聞き取れず、
とりあえず「愛想笑い」をしたら
クラスメイトに笑われたのです。

悔しくて、
でもどうすることもできなくて


それでも必死に食らいついて、
英語を覚えていきました。

英語が分かるようになるまで

selective focus photo of brown and blue hourglass on stones

放課後、
現地の子たちが遊んでいる傍ら、
英語塾に通い、コツコツ勉強する日々。

現地校の宿題を終わらせるのに、
周りの何倍も時間をかける日々。

私自身も幼少期、
同じような経験をしているからこそ

その辛さが痛いほど分かりました。

子どもたちを学校に送り届けた後も、
「今どうしているだろうか」
「周りについていけているだろうか」

と気が気ではなく、
仕事が手につかない日もありました。

乗り越えた瞬間

brown wooden signage mounted on white wall

そんな大変な英語学習も、

年齢が低い子は早ければ半年
小学校高学年でも1年ほどで

バラバラだった音やルールがつながり、
「分かる」に変わる瞬間が来る


そこからは、
本当に一気に流れが変わったのです。

フォニックスによって、
音と音の組み合わせのルール
分かるようになると、

教科書の英語が
どんどん読めるようになりました。

読めるようになると、
「意味」も自然と理解できるようになる。

そうして一つひとつ
英語を身につけ、
知識を積み上げていきました。

新しく日本から来た子が
同じ思いをしているのを見て、

最初は笑われていたわが子が、
現地の子たちに向かってこう言いました。

But you guys can’t speak Japanese, right?”

あの頃の悔しさを、
ちゃんと乗り越えた瞬間でした。

あの経験がくれたもの

unknown person holding balloons outdoors

英語を話せる立場と、
分からない立場。

その両方を経験したこの子には、
これから先も、

人の痛みが分かる人であって
ほしいと願っている。

新しいことに挑戦するとき、
最初は誰でも苦しい。

まして異国で生きることは、
きれいごとではなく「サバイバル」だ。

だからこそ、
どんな環境でも自分を持つ強さが
自然と育っていくのかもしれない。

そして今。

子どもたちは
大人と呼ばれる年齢にまで成長しました。

あの頃を振り返るとき、

辛かったはずの思い出も、
笑いながら話している。


帰国子女だからと言って
決して楽な人生ではなく

まだまだ挑戦の連続だけれど、
あの頃の経験が生きる糧になっている
ことは間違いないようです。

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