昔懐かしい映画『ギルバート•グレイプ』を観ました。
30年経って改めて観ると、多くのシーンが私の胸を打ちました。
さて、海外の学校と聞くと、
「言葉が通じなかったらどうしよう」
「文化が違う中で、いじめにあったりしないだろうか」
そんな不安を感じる親御さんも多いのではないでしょうか。
わが家でも、子どもを現地校に通わせる前は「いじめはあるのだろうか」と気になっていました。
実際に通ってみて感じたのは、
いじめやトラブルがまったくないわけではない。
でも、日本とは少し事情が違うということでした。
今回は、海外の学校でのいじめについて、
親子で帰国子女のわが家の体験をもとに、お話ししたいと思います。
基本的に現地の子どもたちはフレンドリー
まず感じたのは、
現地の子どもたちは、基本的にとてもフレンドリーだということです。
わが家の子どもたちにも、
声をかけてくれたり、助けてくれる子が必ず現れました。
言葉がまだ十分でない時でも、
「一緒に遊ぼう」と誘ってくれたり
困っていると自然に手を差し伸べてくれる子もいました。
下の子が現地校にまだ馴染めないころ、
休み時間に縄跳びをしていたときのこと。
順番待ちの列に並んでいたら、
後ろの子がWanna play?と声をかけてくれ
遊び方を優しく教えてくれたそうです。

海外の学校はいじめ対策が徹底している
私たちが滞在していた国では、
「いじめは絶対に許されない」 という考え方が、学校全体に浸透していました。
新学期には、
生徒 (あるいは保護者も)が、 Anti-Bullying Pledge(いじめをしないという宣誓書) にサインをします。
もしこれに違反した場合は、
• 停学
• 退学
といった厳しい処分になることもあります。
また学校の入口にはオフィスがあり、
生徒や保護者がいつでも相談できる体制が整っていました。
そのためか、現地の子どもによる深刻ないじめの話は、
ほとんど聞いたことがありませんでした
もちろん子ども同士ですから、小さなケンカなどはあったようですが。
わが家の体験
実は起こりやすかった日本人同士のトラブル
今振り返ってみると、
トラブルが起こるのは現地の子どもではなく、日本人同士のことが多かったように感じます。
特に女子のグループで起こりやすかった印象があります。
私自身も、日本人学校に通っていた時にそういった経験を少なからずしてきました。
そして実は、
わが家の子どもにも一時期そういうことがありました。
子どもが経験したこと
当時の私は、
「日本でもこういうことはあるよね」
「うちの子に何か原因があるのかな」
など、いろいろ考えた時期もありました。
子どもの話をよく聞いてみると、
子どもが外国人の友達と仲良く遊んでいることが、あまり良く思われないこともあったそうです。
日本人のグループができて、
• そこに入るよう言われたり
• 仲間に入れてもらえなかったり
することもあったとか。
また、成績が良いことでいわゆる「出る杭は打たれる」のような形で妬みの対象になったこともあったのかもしれません。
わが子は、
• 飛び級を経験したり
• President’s Award for Educational Excellence(大統領教育優秀賞)
をいただいたこともありました。
子どもがとった行動
日本人の友達の輪に入れない
遊びに呼ばれない
そんなこともありましたが、
子どもは自分が遊びたい仲間と遊び、自分がしたいことをするという姿勢を貫いていました。
悪口や嫌がらせについても、
基本的にはスルー。
もちろん本人としては嫌な気持ちもあったと思います。
親として心がけたこと
親として私が心がけていたのは、
• 日頃から子どもの話をよく聞くこと
• 話しやすい雰囲気を作ること
• 家を安心できる場所にすること
でした。
完璧ではないかもしれないけれど、
親はいつでも子どもの味方でありたい。
その思いは、常に忘れないようにしていました。
現地の友達が支えになってくれた
その間、
現地の友達がいてくれたおかげで、子どもは「いじめられている」という感覚をあまり持たずに
比較的楽しい学校生活を送ることができました。
海外では、
日本人だけのコミュニティに限らず、様々な国の子どもたちと関わることができます。
それが、子どもにとって大きな支えになることもあります。
なぜいじめは起きるのか
今回の経験から感じたのは、
「自分と近い相手」に対してトラブルを起こしやすいのではないかということです。
例えば
• 同じ日本人
• 同じ年齢
• 同じ学校
• 同じ成績帯
など、比較しやすい相手ほど、嫉妬や競争心が生まれやすいのかもしれません。

高校生の場合はどうか
高校生の男子の場合
ちなみに男の子の方は、
中学生まではいじめとはほぼ無縁の、のんびりした生活を送っていました。
ただ高校は、
複数の中学校から生徒が集まるため、いじめというよりも、日本同様にグループや派閥のようなものは見られました。
現地の家庭では、
進学する高校を選ぶ際に 「仲の良い友達と同じ高校」を選ぶことが多いようでした。
海外の高校の雰囲気
私たちの学区の高校は、
イメージとしては日本の大学のような雰囲気でした。
• 自分で科目を選ぶ
• クラブを選ぶ
•ボランティアに勤しむ
• 授業スケジュールは人それぞれ
わちゃわちゃ遊ぶというより、落ち着いている印象でした。
そのため、いじめをするような余裕もあまりないのではと感じました。

親としてできること
海外でも日本でも、
親としてできることは大きく変わらないのかもしれません。
例えば、
• いつでも話せる雰囲気を作る
• 子どもの変化に気づく
• 気持ちを受け止める
子どもから相談された時に、
そういうこと、あるよね
それは辛いよね
と話を聞くだけでも、子どもは少し気持ちがラクになることがあります。
また必要な場合は、担任の先生に相談することも大切です。
子ども自身の強さも大切
そしてもう一つ大切なのは、
子ども自身が自分をしっかり持つこと。
海外生活では、自己と周囲が違うことも多くあります。
そんな中で、
• 自分の考えを持つ
• 自分の好きな友達と付き合う
そうした強さも、子どもにとって
大きな力になるのだと思います。
🌏海外生活に慣れるために「やって良かったこと5つ」↓
もし悩めるご家族がいて、
私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
今日も読んでくださり、
ありがとうございます。
Have a nice rest of your day♡



