「英語が分からない」と泣いた子どもが変わった、たった一言の声かけ

an empty swimming pool with chairs and umbrellas 子どもの心・関わり方

「英語が分からないから、もう行きたくない」

海外生活を始めたばかりの子どもにとって
英語への不安はとても大きなものですね。

同じように悩んだ経験がある方も
多いのではないでしょうか。

「もう行きたくない」と言われた日

海外に渡ってすぐの夏休み。

子どもたちはサマーキャンプの
プール教室に通い始めました。

けれど数日後の朝、
ベッドから出てこなくなりました。

英語が分からないし、
プールも寒いし、もう行きたくない」

慣れない環境に加えて、
言葉の壁

小さな体には、
きっといっぱいいっぱいだったのだと思います。

無理やり連れていくのも違う気がして私は少しだけ、視点を変えて声をかけてみました。


「できていることを具体的に」褒める

プールに行きたがらない子どもたちに、
私はこう言いました。

「そっか。じゃあコーチが
Good job!” って言ってるのも
分からないかぁ」

すると子どもたちは
少しムッとした顔でこう返しました。

「それは分かったよ!」

「褒められてるの、分かったの!?
ちゃんと英語、聞き取れてるじゃん

その瞬間、
子どもたちはイソイソと準備を始めました😆

子どもはどうしても
できていないこと」に
目が向きがちです。

でもすでに「できていること」も確かにある。

それに気づけたとき、不安は少し軽くなり前に進む力に変わっていくのだと感じました。


大人の姿が、子どもの自信になる

別のサマーキャンプでは、
子どもの財布からお金がなくなる出来事もありました💦

不安や怖さが一気に大きくなり、

「やっぱりここは怖い」
「どうしたらいいのか分からない」
と、子どもの気持ちは揺れていました。

そんなとき、

同じグループにいた永住者のパパさんに相談すると、スタッフに向かってこう伝えてくれました。

Make sure to keep an eye on the class.
(教室の様子をしっかり見ておくようにして)

発音は日本人らしさがありながらも落ち着いて、はっきりとした英語で。

その姿を、
子どもたちはじっと見つめていました。

英語が完璧じゃなくても、
ちゃんと伝えられる。
現地の人とも、対等に話していい。

言葉以上に、大切なことを受け取っていたように思います。

an empty classroom with wooden desks and windows

親の背中も、子どもは見ている

私自身、
帰国子女だったこともあり、英語で話す姿を子どもたちはそばで見ていました。

当時は「ママすごいな」と
感じていたのかもしれません。

でも数年後。

子どもたちは自分たちの力でどんどん吸収し、気づけば——

3年後には、2人とも私より英語が上達していました。

生意気にも「ママの英語、変だよ」と指摘されることもしばしば😅

帰国前に2人とも英検準1級、
帰国後3年以内に英検1級を取得しました。

あのとき、
不安で立ち止まっていた子どもたちが自分の力で世界を広げていったようでした。


親にできる、たった一つのこと

親はとにかく
どっしりと構えましょう。


プールでの出来事が「内側の自信」に気づくきっかけだったとしたら、

サマーキャンプでの出来事は「外の世界との向き合い方」を教えてくれたものでした。

海外生活では何度も
「もう無理」と思う壁にぶつかります。

そのたびに、親まで一緒に不安になってしまいそうになるけれど。

そんな時こそ
「大丈夫、なんとかなる」とどっしり構えていましょう。

子どもが前を向けるかどうかは親の一言や、大人の姿で変わることもある。

そしてその積み重ねがいつか、

「自分の力で進める」という確かな自信につながっていくのだと思います。

Mother and daughter watch waves on a sunny beach.

ひとことアドバイス

  • 「全然分からない」
    →「分かるものもあったよね?
  • 評価ではなく、
    できている事柄」をそのまま伝える
  • 子どもは、
    親の言葉以上に「背中」を見ている
  • 親が「自分をちゃんと見てくれている」と
    感じるだけで安心する
  • 一緒にいられる時間はスマホを置いて
    子どもの様子に目を向けてみる

そのひとつひとつが、
子どもの自信につながっていくのだと思います。

同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

今日も読んでくださり、
ありがとうございました。
Have a nice rest of your day♡