多くのご家庭と同じく、
わが家も海外生活を始めるにあたって
子どもたちを「日本人学校」に通わせるか、
「現地校」に通わせるか、非常に悩みました。
色々調べたり、私自身の経験も踏まえて、
「現地校+補習校」という選択をしました。
英語力は現地校で、
日本語維持は補習校で。
このバランスが1番良い💡と思っての決断でしたが…
実際に経験すると
分かることもたくさんありました。
現地校+補習校とは
平日5日間は現地校に、
土曜or日曜は補習校に、
通うことを指します。
補習校は一般的に、
土曜日の半日…国語や算数などを学習
土曜日の終日…4教科を学習
(中には平日の放課後に数回行う学校も)
となっており、
文部科学省の基準(日本人学校)とは異なり
カリキュラム設定の自由度が高いため、
学校によって学習時間(内容)が異なることが多いです。

メリット
英語力が伸びる
平日は現地校に通うため、
英語力(文法以外)は伸びます。

日本語が維持できる
週に1回補習校に通うことで、
定期的に日本語に触れることができます。
リアル体験
土曜丸一日で親子ともにヘトヘト
ようやく来た週末。
本当はゆっくりしたい。
でも土曜日は、
8:30〜15:30まで補習校でした。
弁当作り、送り迎え、
教室や駐車場のパトロール。
運動会やバザーなどの行事もありました。
日本の文化的イベントがあるのはありがたい一方で
正直、親子ともに疲れ切ってしまいました。
わが家が何より大変だったのは宿題です。
1週間分の宿題を土曜日に提出する必要があり
平日の放課後は、現地校の宿題に加えて
補習校の宿題にも追われました。
わが家では、
それを「金曜日の地獄タイム」
と呼んでいました。
小1でクラス崩壊
上の子は小4だったこともあり、
クラスは比較的落ち着いていました。
しかし、下の子は小1。
クラスには永住組の子もいて、
それが関係していたかは分かりませんが、
一日中騒がしく、
先生の声が届かない状態でした。
授業もなかなか進みません。
あの教室は、まるで動物園のようでした。
正直、ここで本当に学べるのだろうかと、
不安になるほどの空気でした。
また、
補習校の先生は教員免許が必須ではないため、
指導力にはバラつきがあります。
「先生ガチャ」は、
どうしても否めないと感じました。
もう無理かな
日本語維持のために必要だと分かっていても、
わが家にとっては、時間対効果(タイパ)が
良いとは感じられませんでした。
そして3ヶ月通ったあと、
子どもたちとも何度も話し合い、
「もう無理かもしれないね」
そう感じたタイミングで、
補習校をやめる決断をしました。

なぜやめたか?
子どもの負担
土曜日にヘトヘトになって
帰ってくる子どもたち。
日曜日はとにかく休ませてあげたい。
でも同時に、せっかくの海外生活、
何か経験させてあげたいという気持ちもありました。
その間で、ずっと揺れていました。
親の負担
子どものためなら
いくらでも頑張ろうと思っていましたが
現実は想像以上でした。
宿題は子どもだけでは終わらず、
親のサポートが必要です。
送り迎えや保護者会、付き合いなどで、
時間も気力も削られていきました。
日本人同士からの情報が得られやすいのはいいけれど、
私はそういう関係性が得意なタイプではなく、
負担に感じることもありました。
どのタイミングで休めばいいのか分からないほど、
日々は忙しくなっていきました。
効果とのバランス
特に下の子のクラスの状況を見て強く感じたのは、
「ここまで時間と労力をかけて、この効果なのか?」
という疑問でした。
費用が高くなってもいいから、
もっと効率よく学べる方法があるのではないか。
そう考え始め、
「塾」という選択肢を検討するようになりました。
海外生活は、
限られた時間の中で成り立っています。
その時間をどう使うかが、
とても重要だと実感しました。
やめた後
日本語はどうなった?
結論から言うと、
楽な道ではありませんでした。
わが家は
補習校から塾へと方向転換しましたが、
受験を意識した学習は
決して簡単ではありません。
それでも、
日本語にしっかり向き合う環境を作れたことは
結果的に良かったと感じています。
英語はどうなった?
英語に関しては、
現地校の授業と宿題にしっかり取り組むことで
着実に力がついていきました。
帰国時には、
英検準一級、
TOEIC850点以上
を取得することができました。
後悔はある?
正直に言うと、
大きな後悔はありません。
わが家の子どもたちはマイペースで、
いわゆる優等生タイプではありませんが、
平日と週末のバランスを保ちながら、
無理のない生活を送ることができました。
帰国子女受験でも、
中学校・高校ともに
無事合格することができました。
どの選択が正解だったかは
比べることはできません。
それでも、
「休みの日は家族の時間にしたい」
というわが家の方針には、
この選択が合っていたと感じています。

考察
<現地校+補習校>が向いている家庭・向いていない家庭
実際に経験して感じたのは、「現地校+補習校」は
とてもバランスの良い選択肢に見えて、
実はそれなりの負担を伴う
スタイルだということです。
【向いている家庭】
- 子どもが体力的・精神的にタフ
- 親が学習面や送迎などをしっかりサポートできる
- 日本語も英語もバランスよく伸ばしたい
- 週末の時間を学習に充てることに抵抗がない
【向いていない家庭】
- 週末は家族でゆっくり過ごしたい
- 子どもの負担をできるだけ減らしたい
- 親のサポートに時間的・体力的な余裕がない
- 効率よく学習させたいと考えている
わが家の場合は、
子どもたちの負担や生活全体の
バランスを考えたときに、
このスタイルを続けることが難しいと感じ、
途中で方向転換しました。
海外での子育ては、
選択肢が多い分、悩みも尽きません。
そしてどの選択にも、
必ずメリットとデメリットがあります。
だからこそ大切なのは、
「どれが正解か」ではなく、
「自分たちの家庭にとって何を大事にしたいか」
だと思います。
わが家のように途中で選択を変えることも、
決して特別なことではありません。
その時々の状況に合わせて柔軟に考えていくことが、
海外生活を無理なく続けるコツなのではないでしょうか。
この記事が、
これから学校選びをされる方のヒントになれば嬉しいです。
今日も読んでくださり、
ありがとうございました!
Have a nice rest of your day♡





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